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環境主義住宅を解く 第9回

天気のよい冬の昼間にはカーテンを開け、日射をできるだけ部屋のなかに入れるようにする。昼間何か作業をするなら、日向ぼっこできるところに作業台などを置けるようにしておくというのも手。それでかなり気持ちよく作業ができるはず。
また、その日射熱を床材などにうまく蓄えることができれば、日が落ちてからもジワジワとその熱が出てきて、暖房の補助になる。こうした工夫を「ダイレクトゲイン」などと呼ぶ(日向ぼっこもダイレクトゲインのひとつだろう)。
ダイレクトゲインをうまくやるには2つのポイントがある。ひとつは家全体の断熱・気密性能。これが不十分だとせっかく蓄えられた熱もすぐに外に出ていってしまう。もうひとつは床材などの蓄熱性能。レンガタイルなどがもっとも蓄熱性能があるから、南側の床にはこうした材料を使うとよい。またフローリングでもある程度は熱を蓄えることができる。
ダイレクトゲインを効率的に行う間取りの工夫もある。それは写真のようなサンルームをつくることだ。
dannetu1.jpg
 少しわかりにくいが、左側が南面で、そこには掃き出しの窓がある。もちろんその窓は断熱性が高いものにする。床は素焼きのレンガタイル。少し見えているのが作業台で、天気のよい日の昼間はここで過ごす。夕方になれば、昼間は閉めていた右側の仕切り窓を開け、床などに蓄えられていた熱をリビングなどに入れる。昼間サンルームが暑くなりすぎれば、その窓を少し開けてサンルームの気温も調節しながら、熱を部屋側に送り込むことができる。また、天気のよくない日においても、このサンルームは断熱の役割を果たし、部屋の熱を外に逃がしにくくする。この写真の家の場合は仕切り窓が壁に引き込むことができないから、リビングの広さが少し失われるかもしれない。そのあたりは工夫で何とでもなるだろう。まあ、要するに昔の家の縁側を断熱強化したものを考えればよいわけだ。太陽熱利用の方法としては、ほかに「太陽光発電パネル」「太陽熱給湯システム」や「OMソーラー」「PAC」などの暖房システムがある。太陽光発電や太陽光給湯システムは、予算が許せばぜひ採用してほしいもの。給湯はコストの収支としてもかなり短い年数でメリットが出てくるということだし、発電のほうもコストの収支が赤字にはならないようだ。発電パネル設置に対する補助金はなくなってしまう方向だったが、別の形での補助が検討されているようだ。
 OMソーラーやPACなどのシステムはオープンな形で誰でも使えるものと、そうでないものがある。もし興味があるならまずは自分で少し調べてみて、詳しいことはつくり手に聞いてみればよい。どんなシステムにも長所と短所がある。そのあたりを冷静に見て選ぶかどうかを決めるべきだろう。
 “そこにある熱源”としてある、ありがたいお日様。夏場の日射遮蔽のことも考え合わせながら、うまくそれを冬場に利用することを考えてみよう。
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