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環境主義住宅を解く 第26回

 今度小学校4年生になる息子は春休み。学童保育はこの3月末までで打ち切られてしまうので、4月から昼間を何とかしないといけなくなった。あとで述べるフォーラムが7日にあり、その準備に追われながら、朝飯をつくり(これは春休みに関係なくだけど)、午前中は本などを読ませ、昼飯をつくり、「遊びに行けー」と送り出す毎日だった。
 ようやく準備のメドがついた5日に息子とその友達を連れて化石採集に行ってきた。ずっと前にその話をしていたのを彼は記憶していて、春休みに行こうということになっていたわけだ。
 化石採集など小学校6年生以来だ。絶対に採れると信じている息子に「わからんぞー」と何度も言い聞かせながら出かけたが、とてもラッキーなことになかなかいい葉っぱの化石がたくさん採れた。子供たちはとても興奮していて、子供たち以上に興奮している私と一緒にハイテンションな時間を過ごした。お父さんにはぜひお勧め。今度は鉱物採集に行こうと計画中。水晶くらいなら化石よりも楽に見つけられる。

 7日に開催したのは「自立循環型住宅研究会発足記念フォーラム」というもの。東は新潟や埼玉から、西は福岡まで全国各地から総勢67名もの人が参加してくれた。
 自立循環型住宅とは、IBEC(財団法人 建築環境省エネルギー機構)から出版されている『自立循環型住宅への設計ガイドライン』という本で使われている言葉。わが国の一線級の研究者が関わって「省エネかつ快適な住まい」をまとめ、その研究成果をわかりやすく整理したのがこのテキスト。実によくできている。
ただ実は「こんな住宅」という明確な具体があるわけではない。「とにかくいろんなところに目を配り、様々な工夫をして省エネ住宅にしよう」という目標がまずあって、それに向かう住宅を「自立循環型住宅」と呼んでいるだけだ。だから「これくらい省エネにならないと自立循環型住宅と呼んではいけない」というような決まりもない。
特徴的なのは「自然エネルギーを積極活用する」「断熱に限らず、照明や設備など、住宅に関わるあらゆるものに注目し、全体として省エネのことを考える」「そうした工夫をすることによってどれくらい省エネになるかがとても簡単に試算できる」というようなところ。

前置きが長くなったが、私はとにかくこのテキストを始めて見たときに感動、感激して「この5年間はこのテキストをできるだけたくさんの人(プロのつくり手)に読んでもらい、自立循環型住宅に向かってもらうことに全力を尽くそう」と決めた。その後このテキストの解説セミナーを全国で頻繁に開いてきた。
ただ、「たくさんの人にテキストを読んでもらう」というのはあくまで私の目標の第一歩であって、これが最終目標ではない。いくらいいことが書いてあっても、それをつくり手が実践しなければ何の意味もない。
解説セミナーを開きながら、また出会う人たちに「こんなおもしろいテキストがあるんですよ」という話をしながら、次の「実践する」というステップにどう向かおうかをずっと考えていた。そのあたりがようやくまとまってきたし、「こんな研究会をするだけど参加しない?」と呼びかけてみるとかなり反応がよかった、ということで開催したのが「自立循環型研究会発足記念フォーラム」というわけだ。

いまこの連載は「材料」の話なのに、また省エネのことに戻っちゃってますね。ごめんなさい。でも、いま私の頭の中は「材料」よりも「エネルギー」が占めているんですよ。「健康から環境へ」「材料からエネルギーへ」ということを言いたい。まあ材料の話はぼちぼち行きましょう。もちろん材料がどうでもいいわけではなく、しっかり考えて選ばないといけない。最後まできちんと書くので許して…。

いまこの原稿は新幹線の車中で書いている。カバンの中には『石油 最後の1バレル』という本が入っている。フォーラムの前には『ピークオイル』という本を読んだ。これらの本には「石油を取り巻く状況は大きな変節点を迎えている」ということが書いてある。非常に興味深い内容だし、ぜひたくさんの人にこうした話を知ってほしいから、次回、このあたりのことについて述べよう。
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