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環境主義住宅を解く 第57回

 数えてみると西村さんのホームページでの連載が80回ほどになっている。今回を入れてあと3回でオシマイだが、こんな好き勝手な文章をよく書かせてもらったなあと思う。
 始めたのは7年以上前になるということだろうか。もうその頃に何があったかも覚えていない。私はずっと忙しいながらも、仕事の内容も変わってきているし、世間の状況もかなり変わってきた。
 あと3回で「まとめ」のような文章を書こうと思う。はてさてうまくいくかどうか?

 私が求めているのは「幸せ」だ。私はもちろん幸せになりたいが、私だけ幸せになってもつまらない。私に近い家族、友人、そして仕事仲間はとくに幸せになってほしい。でもそれだけではなく、私の知らない人もできるだけ幸せになってほしい。これから世の中に生まれてくる人も同じ。この考え方が私の根にあって、それが私のすべての原動力になっている。
 環境問題に関心を持ったのも、このあたりが理由になっている。様々にある社会問題の中でこれに強く興味を覚えたのは、人だけではなく、人以外の生き物にも「ずっと存在しておいてほしい」という気持ちをもったからだ。

 幸せって何だろう?きっと人によって違うと思うし、それを私がうまく定義できるとも思えない。幸せも不幸も日々の暮らしの中にあるのだが、多くの人が幸せを感じる時間を増やすには、社会がそのベースをもっている必要がある。そのベースがしっかりしているほどそうなるはずだ。もちろんそのベースがあっても幸せな人と不幸な人は生まれてしまう。ただ、そのバランスを変えるのは社会のあり方だろう。私はこの社会のあり方に興味がある。
 
 環境問題は「新しく登場した、人類全体が考えるべき社会問題」だと思う。もしこれをうまく解決することができれば、もしかしたら戦争とか飢餓とか圧政とかという社会問題をうまく解決する道が見えるかもしれない。私はそのことに大きな期待をもっている。このことも私が環境問題に向かうひとつの大きな理由になっている。だから地球温暖化の議論でも、それぞれの国の利益だけを振りかざすことには大きな失望を感じるし、それを超えて何とかしようとする意見には感動する。

 環境問題をうまく解決しようとすれば、すべての人が少しずつ自分のエゴを捨てる必要があると思う。地球温暖化も「いまこれだけの出資をすれば、将来得になる」というような経済的議論があるし、もちろん科学技術で解決する側面もある。ただ、私はこれだけでうまくいくとは思えない。一人一人が少しずつ「社会のため、他人のため、他の生き物のため」というような気持ちを持って生きていく必要があると思う。
 すべてのエゴを捨てる必要はない。そんなことができる人は極めて限られていて、それを求めるのは現実的ではない。エゴも人間の重要な一部だから、それを捨て去るのは不自然だ。少しだけでいいのだ、少しだけで。それを集めれば大きな力になる。

 
 
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