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社会人大学生:『5年で一級建築士試験に合格するために』

両親と約束した「5年後に、一級建築士の試験に合格して、帰郷する」には、「一級建築士試験合格までの5年間をどう乗り切るか」という事を考えないといけません。先ず『お金』のことです。生活費は配偶者がコンピューターソフト会社でSEとして働いていたので(女性としては給与は高い)、僕が失業手当・アルバイト給与の一部を補填すればなんとかなりそうでした。

一級建築士の『受験資格』は、「大学(旧制大学を含む)の建築又は土木課程を修了し卒業後2年以上の実務経験」が必要条件です。卒業学科は土木系なのですが、『海洋土木』という特殊な分野なので受験資格の要件を満たすかどうかが心配でした。僕が卒業して数年後に、鹿児島大学・海洋土木工学科は「一級建築士受験資格の『土木課程』」に指定されていました。

次に『実務経験』のことです。下水道コンサルタント会社で「処理場・ポンプ場」など建屋の設計補助を担当していましたが、下水道施設の「建築物」にあたるそうなので、このプロジェクトに従事していた18ヶ月は『実務経験』に算入できるとの事でした。三・四回生の時には建築事務所で昼間アルバイトをするつもりだったので、『実務経験』は最大「3年半」をカウントすることができます。こうして「卒業後2年以上の実務経験」はクリアできました。

最後に「『受験勉強』をどうするか」についてです。大事なのは、なるべく短期間に「一級建築士に合格する」という『ワリキリ』です。そこで、当時建築士受験に於いて抜群の合格率実績を誇っていた「日建学院」の日曜講座に通うことを決めました。四回生時にこの計画を実行するためには、二・三回生時に卒業に必要な単位をできるだけ取得して、アワヨクバ四回生時には「卒業論文(卒業制作)」だけが残っているというのが理想形です。

実際に「理想形」が実現できて、9時~17時:建築事務所のアルバイト、18時~21時:図書館で卒業論文の資料調査or日建学院の夜間講習、日曜日:日建学院日曜講座というタイムスケジュールが半年ほど続きました。大学・日建学院に関わる学費その他は、二回生時の失業手当と下水道コンサルタント会社の退職金で事足りました。下水道コンサルタント会社の基本給は安かったのですが、残業がハンパナク(残業時間は青天井)、100時間/月を下ることがありませんでした。だから、失業手当類は20万円に届かないくらいの額を貰っていました。今から考えると信じられないことですが、右肩上がりの景気のいい時代の話です。

予行演習のつもりで受験した、四回生時の一級建築士試験は『学科試験』に受かりました。3年目でラッキーと言うしかない「僥倖」と出会ったのでした。『設計製図試験』に対しては日建学院の「直前集中講座」に通ったけれど、ドロナワの感は拭い得ず、「手も足も出せず、討死」というのが正直な感想でした。『設計製図試験』は次年度もチャンスがあり、捲土重来を期して、「東京でもう1年ガンバロウ」と気勢を挙げていました。
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