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B級的自然住宅のススメ 第6回

 玄関ドアとリビングの壁を変える自宅のリフォームが終わった。玄関ドアのほうはなかなかユニークなものになった。工務店の人と一緒にあれこれ考える作業はとてもおもしろかった。リビングの壁は腰まで板にして、その上には珪藻土を塗った。少し黄色っぽい珪藻土にしたのが正解でなかなかきれいになった。昨日の日曜日はスピーカーを吊ったり、絵をかけたりする作業をした。私の家にある棚やちょっとした収納は全部自分でつくっているが、こういう作業も楽しい。知り合いの工務店の人がウチに来るときには不要になった板をもってきてくれと頼んでいるので、材料代はタダだし。

 さて前回の続きをしよう。
 家の「マトモさの程度」を把握するのはなかなか難しい。パソコンなら「どんなに高いものを買ってもフリーズしないものはない」なんていうことはわかっているし、車なら「安い軽自動車でもあんまり故障はしないだろう」と思える。でも家については、とくに最近欠陥住宅のテレビ番組も多いし、なんとなく建築業界というものに「ちょっと信用できないなあ」「自動車業界よりもレベルが低そうだなあ」と感じているから、マトモさの程度を把握しようと思うと結構気合を入れないといけないように思う。
 さて実際にどうするだろう?
 まずきっとやろうとするのは「信用できそうな人を探す」ということだろうと思う。とりあえず手当たり次第に建築関係の人に会って「いまの日本の家のマトモさの程度ってどれくらい?」という質問をする。そしてこの答え方に納得した人が私にとって「信用できそうな人」になる。納得できるかどうかの判断材料はそれまでに読んだ本の情報と直感。客観的なことを言っているかどうかを判断するのにこちら側の知識はそんなにいらないと思う。
つまりこの質問をすることは2つのことが同時に得られることになる。ひとつは「マトモさの程度がおよそわかる」ということ。そしてもうひとつは「信用できそうな人ができる」ということ。
 家に限らずどんなものでも「いまのマトモさの程度」をわかりやすく的確に述べられる人というのは相当に力量が高い。そういう質問に答えられる人は「理想的な姿」のイメージができているはずだし、「絶対にダメなところのポイント」もわかっているし、そういうことを踏まえて現実的な業界の状況もわかっている。こういう人なら、その後のいろんな質問に客観的に答えてくれるはず。自社の長所だけしか語れない人は私には信用できない。

 私はこれまで重要な買い物をするときにはこういう質問をしてきた。たとえばだいぶ前のことだが、ずっとパソコンから離れた仕事をしていて、仕事で必要になって買わなければならなくなったとき、何人かの人に「いまのパソコンってどんな感じ?」と聞いた。そのときにいちばん納得できる答え方をしてくれた人に自分の求めるものや予算を言って、オススメの機種を提案してもらった。本や雑誌を見るよりもこういうやり方のほうが確実。そもそも本や雑誌は「いいことばかり書いてある」か「悪いことばかり書いてある」か「難しい内容でわからない」という感じなので“平均”が見えにくい。

 こんな人が見つかるまで私の家づくりは前に進めない。相当に時間がかかるかもしれないが、仕方がない。
 でもこんな人が見つかればそこからはかなりのスピードで進んでいくように思う。まずはその人から「適切な順番」を教えてもらう。本を紹介してもらえばしっかり読んで自分で勉強するだろうし、見学会に行けとかセミナーに行けと言われれば必ず行く。そうやって動いた中で質問が出てくればその人にどんどんぶつける。整理して質問しないと答えるのも大変だし、こっちの頭の中も整理できていかないからそうする。そうそう、もちろんその人がアドバイス料を払うべき立場の人ならきちんと話し合いをして金額を決めて支払うようにする。
(次号に続く)
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