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B級的自然住宅のススメ 第13回

 最近気がついた自分の性格がある。それは「決め付けない」「レッテルを貼らない」ということ。そこそこ顔が広いのでいろんな噂話が耳に入ってくるけど、それが自分の判断に影響されない。というか、そういう情報はどうでもいいから聞き流している。でも、どうも世間は違うみたい。何かの側面だけを見て「これはこうだ」と思い込む。何かを評価しようとしたら、もっとちゃんと自分の目で耳で調べればいいのに。

 さて、今回はこのあたりの話をしたいと思う。と、その前に、いままでの話を簡単に整理しておこう。
 「私が家を建てよう」としたとき、まず私がやると思うのはいくつかの本をしっかり読むこと。次には「相談者を探す」ということ。そうやっておいて家づくりの計画を立て、家族で話し合いをして「優先順位」を決める。
 で、そうやって進めていったと考えたら、いくつかの壁に当たりそうな状況であることに気がつき、その中でいちばん悩ましい問題は「快適性と省エネ」あたりのことになりそうということだった。しかもその中で厄介なのが内部結露だ、という話が前回あたりの内容。

 ということで、およそ家づくりの全体とポイントが眺められたと考え、実際に「どこに家づくりを頼むか」というところに話を進めていこう。
 まず、大手ハウスメーカーはパス。いちばん気に食わないのがニセモノの外壁だけど、営業のやり方もイヤだし、とにかく何だか落ち着かない家づくりと家になってしまう印象がある。個性がない、というところはどうでもいいけど。
 地場の工務店はどうか?「頭がよさそう」「センスがある」という判断ができれば、この選択をするかもしれない。
 設計事務所に頼むか?うーん、何だか違うような気がする。でも、ちょっと変な表現だけど「素朴な設計者」だったらいいと思うかもしれない。

 ところで、私は「ここを信頼しよう」と決めたら、もう何があっても信頼する。「信頼するところを決める判断」というのが自分の力量の問題以外の何ものでもないから、自分で信頼しようと決めたのにその後にそれが揺らぐことは自分を否定することになる。そんな情けないことはしたくない。
 もちろん契約後でも言いたいことがあったら言う。でも、それは「信頼」を大前提にした話。そしてその「言いたいこと」はプロの領域に入る内容に踏み込まない。そういうことは契約する前にとことん話を詰めておく。この「契約前」と「契約後」のケリのつけ方がすごく大事だと思う。

 たくさんのお金をかけることになり、しかも結構人生に大きな影響を与えそうな「買い物」に保険があると思う。私は28歳くらいのときにいくつかの保険に入ったけど、そのときは本当に勉強した。そこの保険会社の商品なら、担当の営業マンよりもうまく売れるんじゃないかと思うくらいに。私の質問は本質を突いているから、数学ができない営業マンレベルでは答えられない。保険の商品開発をしているヤツが何を調べ、どういう計算をしているかが大体わかった。イヤな客だっただろうが、私としては当たり前のことをしていただけ。私にはそうしない人の気持ちがわからない。

 こんなことを書くと何を買うにもマニアックに調べているように聞こえてしまうかもしれないけど、そんなことはない。支払うお金の額に合わせた努力をしているだけ。車なんかは3日くらいで買うし、パソコンなら2時間。つい最近買った洗濯機は30分。
 
 だから家づくりをしようと思えば、相当な時間をかけることになる。イメージのコマーシャルや営業マンの性格、どこかの誰かの噂話なんていうのはまったく判断材料にならない。どこに本質があるかを見極め、そこに切り込んでいく。でも、その切り込みは契約するまで。あとは「OK、任せたよ」。それで、例えば建築途中に工務が倒産したとしても仕方がないじゃない。
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