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子供部屋 №1

 子供部屋というのは両親の教育方針やお子さんの年齢や性別によってその考え方は大きく違ってきます。
今、計画中のYさん家は中学2年生の長男を頭に、長女、次女、三女、0歳時の次男の5人のお子さんがおられ、限られたスペースの中で、子供部屋をどのように考えるかが、プランを考える上で大きなウエイトを占めています。という事もあり、今回のほらドンでは子供が小さい時から大きくなるまでの変化に従って、どのように住宅の中で子供のスペースを考えていけばよいのか述べていきます。
             *           *           *
(1)赤ちゃんの時期から幼稚園へ行く前後まで
大部分のご家庭では、赤ちゃんから幼稚園にいく前ぐらいまでは、お父さんお母さんと一緒に寝ているのが普通だと思います。これは当然のことですし、私はそれでいいだろうと思います。人間の才能とか性格とかが決定的になるこの時期に、親の目の届く範囲でスキンシップの中で育てるというのが非常に大事で、そんな時期から子供部屋を与えて隔離するというのはどんな子供になるのか心配だ。少なくとも私はそう思います。だからそれよりも、ダブルベッドまたはシングルベッドふたつの横に子供のベッドを置けるスペースをとるというふうに寝室の問題として捉えておいた方が良いと思います。
(2)幼稚園から小学校前半まで
この時期には躾という問題で子供を一人で寝かせるということも必要だという考えもありますが、私はまだそんなに慌てて個室をつくるというところまでいかなくてもいいのではないかと思っています。ただ小学校に通うわけですから、遊びの他に勉強という要素が入ってくるので、机を置くコーナーは必要になります。ただそれは昼間の生活で、その頃の子供は夜勉強するわけではないので、リビングルームの一角に机を置いてあげてもいい。また、リビングルームに大きなテーブルをひとつ置いて、それを何にでも使える多目的なかたちにします。そういうテーブルの中で、あなたの場所はここですよと決めてやり、場合によっては小学校入学時にその子供専用の椅子を買って、場所を与えるということでもいいと思います。
(3)小学校後半まで
小学校の前半からそろそろ後半にかかる頃、この位からいわゆる子供部屋について考えていいと思います。まだ個室の必要はないと思います。私は、出来れば兄弟共用の部屋を積極的にすすめたいと思います。子供に部屋を与えるメリットとしては責任感を持たせる、自分の部屋は自分で管理する、掃除を含む整理整頓をしていつも自分の部屋に気を配るという訓練になる。しかし、いきなり個室にするのではなく、兄弟で共同で使うことによって、相手に迷惑をかけないとか、ある程度相手と協力してやるとか、そういう社会的なルールを身に付ける訓練をさせるのです。たとえば男兄弟ならば中学校に上がる位までは共同部屋でいいと思います。一般的に子供部屋は4畳半もしくは6畳くらいですが、何も頑張って一人一部屋ということではなく、それよりは2部屋分を1部屋として広いスペースとして使うことに意義があります。そんなことをしながら、子供たちがだんだん大きくなっていくのを待つということが良いだろうと思います。
(4)中学校に入る頃から成人まで
小学校の後半から中学校に入る頃になったら、少なくとも男の子と女の子は分けていくべきだと一般的に言われています。そのへんからいわゆる個室としての子供部屋が問題になるわけです。それ以降は高校へ入り、やがて大学に入る。場合によっては就職して社会生活を送る、結婚までの間過ごすということになります。しかし、現実問題としてほとんどの場合、大学へ入るとかなりの人が自分の家を離れてちがう都市へ住まなければならない。そして就職すれば引き続き、親元を離れて生活を送るということになる。そういう意味では事実上、成人、大人のいわゆる純粋な意味での個室というようなものをつくる要素というのはかなり減りつつある、ということも家いるかもしれません。いずれにしても、このような順序で子供部屋というものは変化していきます。                       
                                              次回につづく
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