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2013。。。サヨナラの総括

三年前、2010-12/12のブログに「メルトダウン」というタイトルで、「リーマンショック後の街や職域の状況」について書いている。

部分的に再録してみると・・・・・(前略)・・・・・筑紫野市にある地元の野菜を使って家庭的なイタリアンを提供してくれていたイキツケの「I」は、ファミリー層の固定客をガッチリ掴んでいたように思っていた。ある日ある時「・・・7年間可愛がっていただいてありがとうございます。今月を以って閉店いたします・・・」と、挨拶を受けた。

お気に入りの日田の中華屋「福龍」は超繁盛店なのに、2010年のゴールデンウイーク後に店を畳んだ。いつ行っても行列が溢れていて、左前になったとは信じがたい。そこで日田の知人に聞いたら、「店を出すに当たってした借金を返し終わり、貯えもできた。超多忙だったのでまとまった休みもとれなかったため、年を取り体がしんどくなったので閉店したらしい」と言う事だった。

うきは市にあった羽柄材を作る製材所も「今だったら従業員に退職金を支払える」と言って2008年頃廃業された。天然乾燥材を出す良心的な所で、乾燥計を使って管理されるほど熱心な会社だったが「惜しい」の一言に尽きる。代替の天然乾燥材を出す材木屋が見つかったので、どうやら僕たちも一息つけている。

リフォームの仕事が続いていたので基礎屋を使う機会がなかったが、N邸の物件で暫らくぶりに会ったら常庸の職人がいない。基礎屋の大将に聞くと、「仕事が少なくなったので職人はリストラした」と言う。型枠は型枠大工に外注し、その他の工事だけを彼自身と臨時雇いの左官を使ってやっていると言う。だから彼自身は非常に忙しい。

解体屋もそうだ。以前は現場作業員は全員社員だったが、今は世話役だけが社員であとは仕出し屋と呼ばれる派遣会社から来る作業員で構成されている。N邸は人力解体に慣れた人が来たので助かったが、次の現場は分らない。大工を使うと万全なのだが、コストが掛かるのと撤去した廃棄物の処分に手間がかかる。

僕たちの所も現場監督が定年を迎えて退職したが、後任の補充をしていない。新築を止めR事業に特化しているので夫婦二人で何とか廻っている。夫婦二人でやる小商いの店を「パパママショップ」と呼ぶが、さしずめ僕たちは「ジジババビルダー」といったところだろうか。N邸は規模が大きいので、定年を迎えた彼にしばらくカムバックしてもらうことになった。N邸以降の事は白紙ですが、新しいシステム(大げさです)を考えないといけません。

建築屋ばかりでなく商店街も小商いの店舗も、日本中がメルトダウンしている。メルトダウンとは「炉心溶融」の事を指し、原子力発電所などにおいて原子炉が耐熱限界を上回る高熱により融解・破損する事。ウイキペデイアはそう述べている。

*****

上記のようにしたためたら、15ヶ月後に「原発震災」の本物のメルトダウンが発生しました。そして二週間後に、僕と配偶者は車の「もらい事故」で、イワユル「おかま」を掘られ、僕は腰を、配偶者は首を痛めてしまいました。東日本大震災のあおりを受けて、建築資材が思うように入手できなかったり、仕事の注文がキャンセルになったりで開店休業状態になりました。でも、N邸のリノベが完了できた事とほぼ2011中を充分にリハビリへ費やせたのは、「不幸中の幸い」でした。

2012はニューディールを計り新システム(?)を立ち上げ、リフォーム中心の底々の仕事量をこなしました。しかし、「現場力」というべき職人のアドリブ力が圧倒的に低下してきていて、自分自身の満足のいく「出来形」が仕上げられなくなりました。気の利いた職人は東北の方へ「デカセギ」に出払っていて、今までのような協力会型(ゼネコン型)のシステムでは、しっかりした仕事ができる時代ではないと悟りました。腕のいい職人と多技能工を社員として抱えていないと、リフォームのような仕事はうまく廻っていかないのです。(僕がカーペンター&アーキテクトだったら少し話が違っただろうけど。。。)

それで、戦線を超縮小して、2013からはOBオーナー様だけのメンテナンスおよびそのリフォームを中心に、ほんとうにボチボチ、仕事をやっています。(商売の体をなしてない・・・笑)「母の認知症」「僕の慢性気管支炎」「配偶者の糖尿病」などとうまくオリアイをつけながら、2014以降もOBオーナー様が必要とされる限りは「頑張っていきたい」と思っています。

皆様にとって、新しい年が幸多き年でありますように!
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