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「つなぎ」としての資材性(4)

4.「つなぎ」としての経済性

1)コストパーフォマンスの検討 : 消費税は別途として検討しています。

@N邸リノベーション工事総計 ;2020万円(冷暖房・照明器具・外構・カーテン・解体工事込)

@N邸を新築した場合の予想総計 ;2627万円(1万円以下は四捨五入)
 内訳を明示してみると
          本体工事 2400万円 =40坪X60万円/坪:もりの家仕様、狭小地考慮
          冷暖房工事  85万円 ;R工事実績から:エアコン4台・FF式ストーブ1台
          照明器具工事  30万円 ;R工事実績から:取り付け工事とも
          外構工事    15万円 ;R工事実績から:コンクリート・土工事他
          カーテン工事  17万円 ;R工事実績から:取り付け工事とも
          解体工事    80万円 =40坪X2万円/坪:機械解体、養生シート架設込

N邸のリノベーション工事の実施総計(N-Rと略す)とN邸の新築工事の予想総計(N-Nと略す)を比較すると
          (N-R)/(N-N)X100=76.9%(<80%)

*****

N邸のリノベーション工事のコストパーフォマンスは、新築工事に対して、76.9%の値を示している。建築家の青木茂氏は「リファイン(≒リノベーション)のコストパーフォマンスは80%以下でなければ意味がない」と発言している。したがって、N邸のリノベーション工事は、実施して「『意味がある』建築行為」だった、と言える。

しかし、コストパーフォマンスの数字をもっと下げるには、”解体・再築の関係性を整理して、大局的な見地から、生かすべきもの/捨てるべきものを大胆にメリハリをつけて選択できる”「能力」が要求される。

例えば、今回の試行では「二階の根太は撤去すべきか、そうでないか」という事が挙げられる。安全面から考えれば残して置いた方がいいし、作業能率から言えば取った方がいい。

今回は解体工が熟練でなかったため、安全面を考えて二階の根太は残した。しかし、棟上等で高所作業に慣れている大工職からは、床の水平を出すのに手間がかかるため、不満が出た。いずれにせよ、管理(監理)者の「能力」が問われる悩ましい問題ではある。          
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